今さら聞けない!海釣りのエサでよく使うオキアミ・イソメどちらがおすすめ!?


オキアミとは?

▲写真に写っているのが釣りエサによく使われるオキアミ。一見エビのようにも見えますが実はプランクトン。ホンエビ上目 オキアミ目に属する甲殻類で浅瀬から数千メートルもの深海まで、とても広い層に生息しています。そんなオキアミは豊富なたんぱく源を含んでおりクジラの天然餌科になっていることでも有名です。体長は約3~5cmほどで様々な魚が釣れることから日本の釣りエサとして定着し、400円~500円ほどで買うことができます。

イソメとは?

イソメとは環形動物門多毛網遊在目イソメ科に属し、浅瀬の岩場や砂地に生息している。釣り具屋さんで300~500円ほどで購入することができ、酸欠防止のバーミキュライトという砂に入れられて販売されています。生命力が高く身体がちぎれてしまっても、しばらくの間はくねくねと動き回ります。この動きが魚へのアピールとなり釣れやすくなります。またしっかりと保冷されたところで管理すると1週間~2週間は生きたまま保存できます。

オキアミとイソメを比較してみよう

「オキアミ」と「イソメ」どちらも幅広い魚種が釣れることで有名ですが、どんな違いがあるのか比較してみました。

オキアミ イソメ
価格 約400円 約400円
保存方法 冷凍 冷蔵
状態 死んだ状態 生きている状態
エサ持ち
アピール力
扱いやすさ ×
初心者向け ×

オキアミのメリット

価格は販売店や量にもよりますがオキアミもイソメも値段に大きな差はありません。オキアミは死んでいる状態で冷凍販売されています。そのため冷えている状態のときは身が固くエサ持ちがよいですが、夏場など暑いところに長時間放置しておくと、だんだん身が柔らかくエサ持ちが悪くなりがちです。しかし見た目はエビに近く、動くこともないため女性や子供、初心者の方にも扱いやすいエサとなっています。パックで売られているオキアミはサイズがあるため、サビキ釣りなどでは「Sサイズ」や「Mサイズ」がおすすめです。

イソメのメリット

イソメはオキアミと違って生きた状態で販売されています。イソメの動きと特有の体液が魚を引き寄せ、釣果アップにつながります。様々な魚種に対応していますが、海底でエサを狙う魚との相性がいいです。砂地に生息している魚でイソメとの相性がいい魚は「キス」や「カレイ」「ハゼ」「メバル」「カサゴ」「アイナメ」などがあります。

オキアミの保存方法

出典:Amazon
写真ような小分けにされたパックのオキアミは冷凍庫に入れて保存しよう。冷凍庫に入れてもガチガチに凍ることはないため、釣りに出かける直前に出せばOK。もし余った際もまた冷凍庫に入れれば大丈夫。もし袋を開けてしまった場合はサランラップに包むなどしてから冷凍庫に入れよう。匂い対策も万全に。

イソメの保存方法

イソメは鮮度が大切。しっかりと保存することで1週間から2週間は生きた状態を保つことができます。釣り具屋で購入した際は透明のプラスチック容器で売られていますが、保存には木箱が適しています。パックもしくは木箱に水分が含まれていることを確認し、冷凍庫など5℃~15℃程度の温度を保ちましょう。

まとめ

「オキアミ」と「イソメ」はどちらとも価格に差はありませんので初心者の方やお子さんと釣りを楽しみたい方、見た目が気持ち悪いのが苦手な方はオキアミがおすすめです!オキアミには売られているパックによってサイズがあります。大きすぎると小さい魚は食べることができなくなってしまい、釣果が下がってしまいます。わからないことあったら店員さんに聞いてみましょう!一方、穴釣りや砂地に生息する「キス」や「カレイ」「ハゼ」「カサゴ」などを狙いたい方はイソメがおすすめ!釣果が優れないときはエサの種類を変えてみるのもいいでしょう。また、どちらのエサも針にかける際に手が汚れてしてしまうため、手拭きを用意しておくとGoodです。

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